【第7回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
『見積書・図面・仕様書の見方』

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール

業者を決める時に必ずチェックする書類として、図面・仕様書・見積書が挙げられますが、この書類は後に、売買契約又は請負契約の時の重要な添付書類です。信頼できる業者か否か見分ける為にも必要ですので、この書類の名称や概要を理解しましょう。
契約前に欲しい図面と仕様書・仕上表そして見積書の見方を下記にまとめました。

名 称 概 要
1.配置図
 (図面の大きさ1/100)
敷地の利用計画の図面・方位・敷地の境界線・土地の高低差・敷地に接する道路の幅員などが明示されている図面。
敷地面積・建物の床面積を確認して建ぺい率や容積率をチェック。
外構計画の図面も記入されていれば更に良い。
2.平面図(各階)
 (図面の大きさ1/50)
住まいの間取り、そして壁や窓の位置、筋交いや通し柱の位置などが明示されています。工法上、絶対に動かせない壁や柱なども確認しましょう。
各部屋ごとに想定される家具のレイアウトなど記入してもらいましょう。また部屋の広さは何帖で表示される事が多いのですが、何uあるかも確認しましょう。
3.立面図(東・西・南・北)
 (図面の大きさ1/100)
住まいの外観やデザイン、窓の位置がわかる図面です。
屋根・壁の面積や窓の数・大きさがわかります。
4.矩計図(かなばかり図)
 (図面の大きさ1/20〜1/30)
断面図を部分的に拡大した詳細図。
基礎の大きさや鉄筋の入る位置・大きさ、断熱材の入る所や種類、軒高や基礎高、天井高などがわかります。
5.仕様書 図面に表すことのできない構造的なことを文章や数値で補足したもの。
住宅性能表示制度の10項目も記入してあれば更に良い。
(財)住宅金融普及協会発行の「工事共通仕様書」などを参考にチェック。
6.仕上表 建物の外部(外壁・屋根・軒裏など)の仕上材、各部屋の床・壁・天井などの仕上材、各部屋に設けられる設備・建具などが記載されています。
見積書
 (工事費内訳書+内訳明細)
図面・仕様書・仕上表ができあがると、それをもとに工事金額の積算を行い、工事費用を工事の内訳ごとにまとめたものをいいます。
どの図面で積算したか必ず見積書をもらう時に確認して、打合せした内容が反映しているかチェックしましょう。
一式見積は要注意!!