【第102回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
平成26年8月 豪雨

ハウジングナビゲーター(住宅建築コーディネーター)
亀岡 章
プロフィール 

気象庁は8月22日、広島市で8月20日未明に起きた大規模土砂災害を含め7月30日からの台風11号と12号、前線による記録的大雨の各地の災害を「平成26年8月豪雨」と名付けました。
気象庁は建物の損壊一千棟や浸水一万棟程度に達した災害に名を付けています。

一昨年の「平成24年7月九州北部豪雨」以来となったわけですが、過去に大きな災害があったにもかかわらず、私たちはマイホームを購入・建築する時に「住まいの安全性」に関してついつい忘れがちになります。

今後も増加するであろう大災害に対して、私たちは住んでいる土地の環境を充分に把握して建築し生活して行く事が重要になります。
災害は「時なし・場所なし・予告なし」です。

このたびの豪雨により被害を受けられました皆様に
心からお見舞い申し上げます。

■土砂災害の前兆現象

土石流の場合 流水の異常な濁り・流木発生・地鳴り
渓流内の転石の音・水位の急激な低下
崖崩れの場合 湧水(ゆうすい)量の増加・井戸水の濁り
小石がパラパラ落下・亀裂の発生
地滑りの場合 湧水量の増加・井戸水の濁り
亀裂の発生・山鳴り・地鳴り

■避難時のポイント

・避難場所までの安全な経路を事前に確認。
・最小限の非常持ち出し品の準備をしておく。
 (持病の薬は必須。リュックなどで両手が自由になるように)
・外に出るのが危険な時は建物の2階以上か山から離れた部屋に移る。
・土石流では流れる方向に対し直角に逃げる。