【第130回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
『まさか』の時代に突入した家づくり

ハウジングナビゲーター(住宅建築コーディネーター)
亀岡 章
プロフィール 

人生には3つの坂があります。「上り坂」「下り坂」、そして「まさか」という坂です。この名言はこれからの家づくりにもあてはまるのではないでしょうか。

2017年は1867年の「大政奉還、王政復古の大号令」から150年の節目の年にあたります。明治維新(明治元年は1868年)から日本社会は急速に近代国家へと成長し、先進国の仲間入りをはたしました。この社会構造の変化により、家づくりも大きく変化してきました。

当時の家づくりはトイレ、風呂などは“離れ”という場所にあり、台所は日当たりの悪い北側へ設けられていました。誰もが武士と同じ教育を身につけることができるようになり、武士の生活にあこがれていた人々の家の間取りには“床の間”が設けられ、武士の暮らしが庶民にも広がっていきました。その後、1879年(明治12年)エジソンの白熱球の発明により電気の暮らしに大きく変わり、日本の経済構造が農業中心の一次産業から電気・鉄鋼などの二次産業へ大きく転換し、鉄道、道路の整備が進み、東京・大阪などの大都市へ人口が移動して今日の都市が築かれていきました。しかし、2005年をピークに「まさか」の時代に突入しています。その原因は人口減少と少子高齢社会です。

2015年には生まれた赤ちゃんの数は年間100万人を割って98万人になり、65歳以上の高齢者の数は3200万人を超え4人に1人が高齢者となりました。
今こそ、家づくりの考え方を見直す時期に突入しているのです。

『まさか』の時代にそなえて、モデルハウスで語ろう!!


2017年のキーワードは?

 ≪耐震≫ + ≪省エネ(平成28年基準)≫ + ≪バリアフリー≫

 相続・贈与・空き家・認知症対策