【第139回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
太陽光発電と電気料金

ハウジングナビゲーター(住宅建築コーディネーター)
亀岡 章
プロフィール 

太陽光発電システムの固定価格買取制度が始まって今年で9年目になります。 当初、買取価格は1kwあたり48円でしたが、平成29年度は28円となりました。(10kw未満) 買取価格だけで見ると、導入するメリットが大きく減っているようにみえます。 一方、太陽光発電システムの設置価格は、平成21年度は1kwあたり約60万円でしたが、平成29年度は約33万円と大幅に下がり、導入しやすくなっています。
あるメーカーの試算によると、5kw以上なら10年程度で導入コストを回収でき、売電した金額で住宅ローンの返済に充当もできるわけで、 投資コストの良いシステムなのです。100万円を銀行で普通預金に預けても、わずか10円の利息ですが、太陽光発電(5kw)は10%近い投資効果があります。

次に電気料金ですが、6年前に発生した東日本大震災以降、2014年には約25%も値上りしています。また、売電金額の原資となっている「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は電力購入者全世帯に負担義務があり、電力使用料によって負担額が決まります。2017年度の賦課金は、2.64円/kwhで月の電気使用量300kwの場合、最大1,284円の賦課金が発生する可能性があります。そして、何よりも電気料金は購入する電力量が増えるほど単価が上がる逓増(ていぞう)料金制度です。

電気料金の家計負担を軽くするには?電気を使わない+電気をつくり、余剰電力を売電する。一年を通して一番エネルギー消費が多いのは冬です。

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