【第15回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
『快適な空間づくりをする為に 色彩計画その@

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール

インテリアというと、家具や装飾品の事を考えがちですが、最も重要なのが色彩計画です。
バランスを考えず、気まぐれに様々な色を使ったのでは不快で落ち着きのない空間になってしまいます。 部屋の機能や目的・用途を考えて色を選び、心地よい室内空間をつくりたいものです。
そこで、色彩が与える心理的影響をまとめてみました。

■代表的な7色の心理的影響
表現される心理状態
心理に与える影響

(あか)
意欲的・活動的
心身が動的な状態
活性化イメージを与え、
エネルギーの発散を促す

(だいだい)
自己アピールの欲求
心理的な興奮状態
気分の高揚を促す

(きい)
希望や願望などの欲求が外に向かう
状態
解放感を与える

(みどり)
生命の再生力を表現
安心感
誕生、永遠などのイメージを結合し、
心と体にリラクゼーションをもたらす

(あお)
自律的で急進的な状態
清潔な印象を与える
清浄・沈静などエネルギーを吸収する
イメージをもたらし、精神集中を促す

(むらさき)
悲しみ、不安などの気力の低下、
あるいは自己回復の願望
神聖のイメージや自己治癒(ちゆ)の
安らぎを与える
ピンク
情緒豊かな状態や、体が鋭敏な状態
など、幸福感や高揚感
心理的に幸福や解放の気分を
生理的にはぬくもり感を与える

■色彩に対する人の心身反応(例)
色と血圧
赤い光・・・血圧が上がる。
青い光・・・血圧が下がる。
色と重さ
白い箱・・・軽く感じる。
黒い箱・・・白い箱の2倍近く重く感じる。
色と能率
暖色系の部屋・・・運動に適している。
寒色系・・・勉強がはかどる。
自分の好きな色と居心地が良いと感じる住まいの色は違う