【第2回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
『住宅ローンを組む際の注意点』

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール

マイホームを購入する人の大半が、販売業者にすすめられるままの住宅ローンを組んでいます。数千万円にもなる借金を売り手の情報のみで短時間で決断しています。「自分にあったローン」を自分で組むようにしたいものです。
そこで、住宅ローンを組む際の注意点を下記にまとめました。

  1. 過去の収入で判断せず、これからの収入で返済計画を組む。
    (税込年収の20%以内で返済をして、貯金もできるようにする。)
  2. 返済は遅くても年金支給開始の65歳までに完済するようにする。
    (子供の教育費、老後の年金資金も考えて返済をする。)
  3. 各種金利のタイプのメリットとデメリットを理解してローンを組む。
      (1)全期間固定金利型 (2)変動金利型 (3)固定金利期間選択型
    メリット 借入時に金利が確定するので安心。低金利時代に借りるとお得。 高金利に借りると、将来低金利になった場合、返済額が下がる。金利が低い。 当初の金利が低いので返済額が同じなら、全期間固定金利型より多く借入できる。
    デメリット 高金利時の借入は負担増。他の2タイプの金利より高い。 金利は年2回(4月・10月)見直しがある。5年間返済が変わらないので上昇時元金が減らない。 キャンペーン終了後の金利と上昇した時の金利で返済が変わる為不安である。
  4. 自己資金は購入価額又は建築費の20%〜30%は用意しよう。
    相続時精算課税制度の活用(両親からの3,500万までの資金贈与は無税)
  5. 生命保険の見直しを行い、返済計画・資金計画を検証する。
    (生命保険付住宅ローンの活用・病気時のリスクカバーの確認。)
  6. 住宅ローンの金利適用時が申込時か融資実行時か確認する。
    建築中の物件購入の場合注意。
  7. 住宅関連税制(住宅ローン控除の利用)も視野に入れて借入をする。
    (夫婦共働きの場合、夫婦で住宅ローン控除を受ける。)
    (持分登記、連帯債務者の活用。)