【第58回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
良い住まいは「坪単価」から「性能単価」で決める。

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール

皆さんは、モデルハウスを見学する時に「坪単価いくら?」と聞いたりすることは ありませんか?「坪単価」を聞くことで、自分の建てたい「住宅の大きさ」と「資金繰り」の交わる可能性を電卓で弾いているのですね。
坪単価の目安は、展示場に出展しているハウス・メーカーや地元有力ビルダーの一般的なお客様の事例(契約実績)から割り出した数字だろうと思います。それから、「坪単価」をはじき出す根拠になる見積金額の内容と建物の大きさを同じにしないと「坪単価」は大きく変わりますね。
ハウス・メーカーに聞いた「坪単価」で安心するのは「資金繰り」と「大きさ」だけで、「性能」については何も考慮されていません。
皆さんは、車や家電製品を購入する時は「性能」は重視されませんか? 一生のうちで一番高い買い物である住宅を「住宅の大きさ」や「坪単価」重視でいいのでしょうか? まずは自分がこだわりたい「性能」を明確にしたいところです。
「性能」と言われても思いつかない方は、住宅性能表示制度の10項目の「性能」をまずモデルハウスで確認されてはいかがでしょうか?
住宅性能表示制度の10項目の「ものさし」は同じ基準で評価されます。

坪単価」にまどわされる事なく、月々の電気代やガス代などのランニングコストや定期的に行うメンテナンスコストを考えた「性能単価」で、良い住まいを実現しましょう!
皆さん、長持ちして、おサイフにやさしい、環境にやさしいエコ住宅で暮らす事は確かな資産形成にもなります。