【第60回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
購入する時の価格より、購入後のコストを気にする

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール

2008年9月に起こったリーマンショック以来、住宅着工戸数は激減し、2009年度は78万8000戸と、実に45年振りに80万戸を割りました。

2010年度の昨年は、ローン減税・住宅エコポイント・住宅取得資金贈与の特例・住宅 ローンの金利優遇などの支援策がありましたが、わずかに微増の81万300戸となりました。(前年比3.1%増)

利用関係別戸数でみますと、持家は30万5000戸(前年比7.2%増)・貸家は29万8000戸(前年比▲7.3%減)・分譲住宅は20万2000戸(前年比19.6%増)となり、地価の底値感が出て持家、分譲戸建ての戸数が増えていました。特に長期優良住宅の申請戸数が、制度開始の2009年6月4日から2011年1月までの実績で14万4760戸(一戸建ての住宅14万1946戸)と確実に伸びています。 この事は、購入者は価格・広さではなく品質性能を重視して、住まいを求めていると言えます。

最近では、中古住宅をリノベーションして購入する方も増え始めましたが、耐震性能シックハウス・白アリなどの調査をしないで購入すると、大きな損失になります。 これからの住まいは、利用価値を高める為にも耐震性断熱性・耐久性の高い住まいをつくり、きちんと点検・補修をして「住宅履歴情報」を整備した住宅が市場に増えてこそ、豊かな暮らしが実現できるのです。

今年は、お金を良質な住宅に投資する絶好のチャンスです!
モデルハウスで親切な営業担当者に、購入後のコストを説明してもらいましょう。