【第69回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
消費税と住まい

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール 

 1989年の消費税導入から22年。1997年の3%から5%への引き上げを最後に税率は据え置かれていましたが、いよいよ本格化してきました。
 この22年間で、国の借金はほぼ倍増。高齢化で毎年1兆円超のペースで増える「社会保障費」の自然増が国の借金を膨らませています。
 なぜ、消費税なのか。原因は人口動態にあります。1990年に約8590万人だった日本の生産人口(15歳〜64歳)は、2020年には約7360万人に減少。逆に65歳以上老年人口は2.4倍の3590万人に増加。
 所得税や法人税を中心とする現在の税制のままでは、働く現役世代や企業に税と保険料の両面で負担が集中するという訳で、消費税の増税論議が本格化してきたのです。
 消費税率が上がると「人生の中で一番高い買い物」と言われる、住宅の購入・新築においてかなりの負担になります。

 このコラムを読んでいる皆さん、健康で安心・安全な暮らしを送りたいと願うなら、“住まい”を見直す事がますます重要になってきました。これから、私たちの生活をおびやかす、さまざまなリスクを考えてみると、住宅は消費税が上がらない前に購入・新築するべきでしょう。

これから考えられる・リスク

物価上昇

→ 新築コスト・電気代・ガス代
  (エネルギーコストが抑えられる住宅)

健康

→ 段差のない床・温度差のない住宅

金利上昇 → 長期固定金利と優遇金利
増税 → 所得税・住民税そして相続税と消費税
住宅業界

→ 職人不足・高齢化・企業の倒産