【第73回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
5つの顔を持った土地価格

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール 

皆さん、土地には5つの価格があることを知っていますか?
国土交通省が、3月22日発表した2012年1月1日時点の公示地価は、全国平均(全用途)で前年比▲2.6%下落しました。
この公示地価は、一般に土地取引の目安とされている価格で、全国2万5983地点で調査されました。公示地価の他、土地の価格は、土地を購入・売却する時や保有している時、贈与や相続する時、あなたの人生のいろんな場面で“顔”を変えて登場します。その時の価格があなたの表情を変えるキーポイントとなるでしょう。

購入・売却する時

の顔 「実勢価格」 実際に取引する当事者で決める価格
の顔 「公示地価」

一般の土地取引の目安とされる価格
毎年3月下旬に公表(地価公示法)

の顔 「基準地価」

都道府県が全国約2万4000地点の地価を毎年7月1日時点で調査、公示価格を補完
毎年9月下旬に公表(国土利用計画法)

相続や贈与の時
の顔 「路線価」

国税庁が全国約38万地点の地価を毎年1月1日時点で調査
相続税贈与税を課税する際の価格
毎年7月下旬か8月上旬に公表
公示地価の8割を目途に設定

保有(所有)している時

の顔
  「固定資産税評価額」

市町村が固定資産税不動産取得税・登録免許税 などの課税の際に基準となる価格
3年に一度の基準年度ごとの1月1日時点で調査
公表は3月頃、公示地価の7割を目途に設定