【第77回】
〜失敗しない家づくりは入念な準備から〜
住まいづくりの第一歩は賢い住宅ローン選びから

ハウジング・ナビゲーター 亀岡 章
プロフィール 

消費税率引き上げや史上最低の金利水準を背景に都市部周辺ではマンション・3階戸建分譲の販売・老朽化した家屋の建替えなど、国内の不景気がウソのように住宅市場に薄日が差してきた。
「家賃より安い返済でマイホームが購入できますよ!!」と書かれた広告で住宅購入を考える人は多いのですが、その広告に書かれた返済額の多くは「変動金利型」住宅ローンを利用した返済金額なのです。
長期に渡り返済をする住宅ローン。家計を縦割りに考えず、長い人生を乗り越えていく中で上手に取り込む事が大事です。 住宅を購入する時に欠かせない住宅ローン。その住宅ローンの毎回の返済額は「金利」・「返済期間」・「借入金額」の3要素で決まります。しかし、それだけに重点を置いてはいけません。総返済額をいかに少なくするか。つまり支払利息を少なくするかが大切です。

今回は「金利」をテーマに、3種類ある「金利」のメリット・デメリットを理解しましょう。

金利
タイプ
変動金利型

借入額も少なく早期に返済したい方にオススメ!
(5年ごとに返済は見直す)

固定金利期間選択型

一定期間金利を固定。 固定金利期間終了後、見直すタイプ

全期間固定金利型

返済期間中金利が変わらないタイプ

メリット
  • ○金利が低く当初の返済負担が抑えられる(1.25倍ルール)
  • ○借入後に金利が低下すると返済額が減少する
  • ○全期間固定金利型より金利が低く、当初の返済負担が抑えられる
  • ○金利変動・返済計画に合わせて選べる柔軟性がある
  • ○借入当初から返済終了まで金利(返済額)は一定
  • ○ライフプランが組みやすく安心
デメリット
  • ○金利は年2回見直し
  • ○借入後に金利上昇した場合、未払利息が発生
  • ○ライフプランが組みにくい
  • ○高い金利になるとそのまま返済額に反映される
  • ○固定金利期間中は金利の変更はできない
  • ○変動金利などに比べやや金利が高め
  • ○借入後市場金利が低下しても返済額は減少しない